緩和ケアを終末期医療の標準に.

施設によってまちまちな治療を標準化し,全国的に同じ治療を提供するよう厚労省による整備が必要な時期ではないか.
緩和ケアの存在が知られてゆくにつれ,患者のニーズの増大にますます追いつかなくなる.

ホスピス空きベッド待ち、1326人死亡…読売調査

 末期がん患者などの心身の苦痛を和らげる治療をする「緩和ケア病棟(ホスピス)」について、読売新聞は、全国153施設を対象にした調査を行った。

 その結果、入院するためにベッドが空くのを待ちながら亡くなった患者は、この1年間で少なくとも1326人に上ることが分かった。

 調査は3月中旬、厚生労働省の施設基準を満たし、「日本ホスピス緩和ケア協会」に加盟している153施設を対象に実施。計103施設から回答があった(回答率67%)。