“人の想いをくみ取る検索”-国産新検索

一種の横断検索のようだけど,単に情報を網羅するだけでなく,日本人らしい繊細さが生かされているようだ.この秋公開.

Googleの限界は「人の手」で破る――国産の新検索「想」
Googleの“問題点”を解決するという新しい検索システムを、国立情報学研究所で開発している。
2006年06月08日 22時09分 更新
画像 高野教授は「人間ができることを機械が10倍のスピードでやってくれるなら、たとえ質が7割落ちてもそっちを選ぶ人は多い」と嘆く

 「Googleは確かに便利だが、大きな問題がある」。国立情報学研究所(NII)の高野明彦教授は指摘する。「プロの手による知識を、そこここで台無しにしている」というのだ。

 Googleは、被リンク数などを尺度とした独自のアルゴリズムでサイトの重要度を機械的に判定するため、検索結果の表示順と情報の信頼性は必ずしも比例しない。これがGoogleの「唯一最大の問題」という。